作業机から

イラスト・マンガ・絵本など『絵』で表現できることやってます

『ありがとう実験動物たち』を子供達と読みました。

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こんばんは。
今日の埼玉は暑かったです。
みなさんの所はどうでしたか?

今回は子供達と読んだ本の紹介です。



僕は子供達と寝る前に本の読み聞かせをしてるのですが、(毎日ではないです)
今回手に取った本で子供達といろいろ話し、考えさせられました。




僕は図書館を良く使い、子供達の本や、自分の興味ある本など借ります。


少し前に図書館に行った時に、子供の読む本の棚に置いてあって思わず手に取った



『ありがとう実験動物たち』




重いタイトルだけど子供達に理解出来るかなと思って借りてみました。



実験動物と聞いて、マウスの実験くらいしか僕もイメージ出来ていなかったのですが、その他ブタや犬なども実験してるとわかりました。


実験では人が使う前の新薬や新しい手術の方法の実験、また新人の医者の練習などいろいろあるようです。

(ちなみに少し前は保健所で保護された犬も使われていた時もあるそうです)


そして実験が終わると最後にその動物たちは安楽死させられる事になります。


この本の中では実験に使われる動物たちを世話している女性職員さんの話が中心で、動物たちに対しての迷いや葛藤があったり、そして動物たちが研究施設に来てから最後まで幸せであるようにと懸命に世話をしています。




子供達の『かわいそう』の言葉に僕もそうだよねくらいしか言葉がなく、いろいろな考えがめぐりました。




そして寝室の電気を消した後で子供達といろいろ話しました。


もし動物たちを使わなかったらとか、
たくさんの病気になった人たちが動物たちのおかげで命を救われていてるとか、でも動物たちの命も人と同じくらい大事なんだよねなど。。。



答えはでないけど、今も子供達と本の事を話しています。




『ありがとう実験動物たち』は僕に考えるきっかけを与えてくれた本でした。




児童書になりますがみなさんもよかったら読んでみて下さい。