作業机から

イラスト・マンガ・絵本など『絵』で表現できることやってます

ゴシキメン新聞広告を振り返る4

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みなさんこんばんは。

 

ゴシキメンイラストの新聞広告を振り返っています。

 

創業1635年の愛媛の老舗

五色そうめん株式会社森川さん(https://goshiki-soumen.co.jp/

デザイン事務所カンカクさん(https://kankaku-ad.com/

それから愛媛新聞社の担当さんなど、いろいろな方に支えられて作ったゴシキメン新聞広告を振り返っています。

 

4回目は

アツいね!

昭和哀愁をテーマに描いたゴシキメンイラストの新聞広告。

 

昭和を感じる所と言えば、もうこの家全体が昭和感のかたまりです。

冷蔵庫、ハエトリ紙、柄のついたコップ、食品傘(フードカバー)

おばあちゃんの家に来たようなそんな懐かしさもあります。

 

哀愁と言えば麦茶だと思って飲んだらめんつゆだった所でしょうか。

デザイン事務所のカンカクさんによると、愛媛の人のあるある話らしく麦茶の容器に自家製めんつゆを入れて保存する所もあるようです。(めんつゆも出汁が効いてるのでちょうど麦茶と同じような色になるとの事です)

僕は市販の麺つゆしか食べた事ないので、自家製めんつゆを一度食べてみたくなりました!

 

 

そんな中の自分のこだわりポイントは超お得用の箱、そしてゴシキメンのポーズです。

「超お得用」ってお菓子とかでありそうですが、素麺ではありそうでない感じでロゴも含めて自分的に気に入ってます。また、ポーズはゴシキメンと同じポーズで自分の写真撮って描いてます。 なるべくマンガのような頭身にならないよう気をつけました。

それから箱の上にあるゴシキメンフィギュアもお気に入りです(いつか販売して欲しい。。。)

 

五色そうめんさんからのリクエストは冷蔵庫のマグネットはオリンピックの五輪カラー(23日開会式と貼り紙もあります) 置き手紙など。

 

 

そして出来上がりのイラストはこんな感じになります。

 

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実は前の3枚までのイラストはラフ画まで出来ていたのですが、全5枚のうち、4、5枚目のイラストは予想外の追加で決まったイラストです。

 

なのでとにかく提出までの時間がなくかなりギリギリのタイミングで仕上げました。

普段の仕事をしながらのイラストをラフから考えるのはなかなか余裕なく自分でも大丈夫かなと思いながら描いた思い出があります。

なので最初は冷蔵庫を閉めていたり、麦茶の容器、コップの柄は無理かも知れないと思いましたが、何とか最後の最後でコップの柄、麦茶の容器の柄を描き足してみると全体の雰囲気も上がり良くなりました!(コップの柄に反応して下さり、昔を懐かしんでくれる方の感想を読んだ時は、描き足して良かったと思いました!)

 

※ちなみに冷蔵庫の扉は途中で開けて欲しいとのリクエストで描き直してます(中には愛媛と言えばポンジュース、それからホームアップと言う瓶ジュースがこっそり入ってます)

 

最初のラフ段階

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少し色をつけて
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また別のパターンに描き直して
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さらにいろいろ描き直して

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大きさなど調整して、大体こんな感じで完成形(この状態が下絵になっています)

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やっぱり大きい新聞の一面広告!

新聞広告が終わってからも五色そうめんさんのTwitterなどでイラストをツイートしてもらうと、新たにいろいろな感想聞けたり人によって見てる部分が違うので本当勉強になります。

貴重な体験に本当に感謝です。

 

 

最後の5回目に続く。。。

 

※五色そうめんさんのTwitterはゴシキメンの映像がたくさん見れるので是非見て欲しいです!

 

五色そうめん株式会社森川 (@goshikisomen) | Twitter