作業机から

イラスト・マンガ・絵本など『絵』で表現できることやってます

丸ペンでイラスト描いてみる。

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先日見たブログに丸ペンの記事がありました。

dragonisland.hatenablog.com

kei-alexさんのブログです。


絵に対してとても熱心に勉強していて、いつも感心しながらブログ読んでいます。


はてなブログの中はたくさんのイラストを描く人がブログ書かれていますが、みなさんとても
勉強熱心で頭が下がります。






いきなり丸ペンと言われてもわからない人もいると思いますが、漫画で使うつけペンの種類です。





こんな感じ↓
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写真はインクとペン先、ペン軸になります。




ペン先の種類で代表されるのは、
丸ペン・Gペン・カブラペンとあります。(他の種類あります)


  



丸ペン
基本的に1番細い線が出ます。
(ペン先が1番柔らかいです)







Gペン
強弱のある線が描けます。
(この三本のなかでは1番オールマイティーです)








カブラペン(上の表記ではタマペンになってます)
ペン先が固めで均一した線が描けます。
(筆圧の強い方が使うと便利かも知れないです)





と基本のペン先をペン軸にさして、インクをつけて漫画を描くのが昔からの描き方になります。



参考例↓
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描いてみたけど、違いが微妙でした。。。
(あまり違いが出なかったので、カブラペンでは描いていません)



それから僕の使っているインクは製図用と証券用インクのどちらかを使っています。


違いは
●白黒のマンガの場合は製図用(色を塗るとインクがにじみます)







●色を塗る場合は証券用インクを使います。(耐水性です)







今、漫画を描く人はデジタル化が進んで、パソコンの前でタブレットや液晶タブレットなどで描く人が多くなって、
アナログでの漫画を描く人は少なくなってると思います。


今回、kei-alexさんのブログで丸ペンを使っていたので、僕も丸ペン使ってイラスト描いてみようと思います。
ちなみに僕は基本的に人物はGペンで描くことが多く、建物や効果線(スピードの線など)などは丸ペン使っています。



では下書き描いてみます。

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とりあえず、僕が描きやすい横顔描いてみます。






何となく一人ではさみしいのでもう少し人物増やしてみます。

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とりあえず人物増やしたのですが、まとまりがないです。
下書き終わらないうちに途中から丸ペンを使いペン入れしていきます。

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この時点で顔などはペンが入ってます。
今回、わりとスピードいかしてザッザと描いてます。
ペン先も新しいものなどはまだ馴染んでいないので、描いていくうちに金属部分が擦れて、描きやすくなります。

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途中でまとまりないのを手直ししたり、いろいろ背景など描いたりして今度は黒い部分を塗って行きます。漫画描く人は黒い部分はベタを塗るとなど言ったりします。
今回筆ペンとマジックを使いベタ入れてます。
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消しゴムかけて綺麗にして丸ペンでの作業完了です。
設定のよく分からないイラストになってしまった。。。


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せっかく描いたので色も塗ってみました。ザックリした塗り方ですが、こんな感じにできました。 (僕は塗り方まだまだで勉強足りない。。。)



kei-alexさんのブログタイトルのDragon Islandをイラストにはめ込んで、何となく漫画の表紙のようにしてみました。(作者名と、第何話できないもの入れるとそれっぽくなるような。。。)





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※kei-alexさん勝手にブログタイトルを表紙にしてしまいスミマセンm(__)m



と、こんな感じで今回の丸ペンでのイラスト終わりにしてみます。


ぜひ、みなさん機会あればつけペン使って漫画家気分味わうのも面白いかも知れません。