積み木が出来るまで ②
積み木が出来るまでの話の続きです。
積み木の材料が決まるのと同時に積木で使われる顔の部分の塗料も問題が出てきました。
試作段階ではアクリル絵の具で描いてます。
ですがアクリル絵の具はあまり口にいれない方が良い色もあります。
全部ではないですが中にカドミウムやコバルトを含む色があったりするので、子供のおもちゃには使いたくはないです。
なめても大丈夫な塗装に使うドイツの塗料も探したけど、一つずつ描くとなるとものすごい時間がかかりそうで脚下。
『それなら焼き印はどう?』
と言う話になりました!
焼いてあるだけで口に入れても大丈夫です!
しかし焼き印を積み木の顔の部分(文字も入って)全部入ると20個も作るとなるとかなりの金額が・・・
資金もたくさんあって大量に作れるなら話は別ですが、かぎられた資金でやるには焼き印は難しいかったです。
そんな中でも焼いてあるもので行こうと言うことになり、たどり着いたのがレーザーでの器械焼き印です!
しかもレーザーの器械を持っていたのが森を管理して、維持してる人達の中の一人で、障害を持った人達の働く施設の木工の先生でした。
そんな流れでレーザーは先生にお願いして、木の処理のヤスリがけは障害を持った人達にお願いすることになりました。
森を守って障害を持った人達の仕事になって、自分で言うのも変かも知れないけどなかなか良い『積み木』になっていきました!
何度も書きますが応援よろしくお願いします!
最後は積み木の袋、手伝ってもらった人達や、これからについて書こうと思います。
続く。